2009年12月20日 (日)

芋掘りで鳥と戯れる

毎日寒い中、ジャガイモを掘っていましたが、今日で終了しました。
掘っているとセキレイの仲間と思われる鳥たちがやってきました。気が付くと1mぐらいの距離にいたりします。見まわすと、数十羽の鳥たちが田んぼに来ていました。美しい光景です。
エサを撒いているわけでもないのに..彼らの目当ては芋掘りで出てきた地中の虫達。手を休めて見ていると小さなミミズや虫のさなぎを食べていました。考えてみたら地面を掘り返していることが、エサを撒いているようなものなのでしょうか。
テレビではバードウォッチングの皆さんが双眼鏡などで眺めていますが、農業をしていると、近くの鳥を肉眼で鮮明に見ることができます。
トラクタで耕すと、多くの小鳥たちに混じって、サギなどの大きな鳥も近くで見ることが可能です。サギはトラクタから2mぐらいの距離にいたりします。
ジャガイモを掘り終わってサトイモの方に行くと、土が凍っていました。ジャガイモは乾いた田んぼだったのですが、サトイモの田んぼは水が抜けない田んぼで、しかも道路より低く日陰。サトイモが傷みそうです。早く掘らないと...

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2009年12月17日 (木)

エンドウにのり網

P1060300_1024 エンドウの蔓をからませるためののり網をはりました。資材から見て、この方法は父だけかもしれません。他の農家さんはどうしているのでしょうかね。
父のやり方は以下の通りです。
・エンドウのウネに鉄の棒を打ち込み、のり網をはります。
のり網の端を固定し、途中は鉄の棒の上部にくるりと1回転させるだけです。この時点では、そんなに強く張らなくてもかまいません。のり網が途切れたところは次ののり網をつなぎます。
・緑色の園芸用の棒を2本ずつ交差するように立ててのり網を交差部分に乗せます。交差した部分をバインダー用の麻縄で縛ります。
・さらに、のり網の上部に黒いビニールの線(なんて名前だったか)を通します。この線を強く張って、のり網をはります。
・のり網の下部を鉄棒の根元に結び付けて完成です。

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2009年12月15日 (火)

小芋の水洗い

実家では、小芋は洗うと腐ると言って、水洗いはしません。それで土が乾いてからブラシでこすって磨き上げていました。時間がかかるし、ほこりが多いので、マスクがないと出来ません。
直売に出荷しているのですが、どうも他の小芋は水洗いしているみたいです。買った人はすぐに食べるので、保存を気にする必要が無いのでは?
掘った直後は泥でベトベトなので、この段階で水洗いしました。数分で綺麗になります。同じ量を乾いてから磨くと1日~2日の量です。これは作業量が全く違います。この芋を出荷して様子を見ようと思います。
ところで、ウチの芋は他の芋と色が違うのですが、どうやらウチの芋は代々、自家製の種イモを使っているようです。もしかしたら古い品種かもしれません。これがどうも、おいしいらしいです。
直売のおばさんから「○○さんの小芋買った人がおいしかったって言ってたよ」
と言われたので、
「ああ、うちの芋はおいしいらしいですね」
と言うと、
「食えよ!」
と言われてしまいました。
「ウチ以外の小芋は食べたことが無いので違いがわからないのですよ」
と言い訳をしておきました。

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2009年12月11日 (金)

冬のジャガイモ掘り~種イモはどうなったか

実家では、ジャガイモは春だけ作っていましたが、今年は夏の終わりに植え、冬にも収獲しています。冬のジャガイモ掘りは初めてだったのですが、やってみると発見がありました。
ジャガイモ栽培を調べると種イモを適当な大きさに切って植えるとあります。ジャガイモを植えるのには立ち会わなかったので知らなかったのですが、夏の終わりに植える時はジャガイモは切らないそうです。春に作るときは大丈夫なのですが、夏に切って植えると腐ってしまうので切らないそうです。
P1060288_1024 そして収獲するとき、掘るとほとんどの場合、種イモがひとまわり大きくなって出てきます。
種イモは色が違うのですぐわかります。種イモは茎の一番下にくっついて出てきます。新しいジャガイモが黄色なのに対して、種イモは茶色っぽくなっています。そして水分を多く含んでいて柔らかくなっています。掘るときにつぶれてしまうものもあります。春の場合は、切って植えた芋がボロボロになって出てくるのと様子が違います。
固い種イモは食べられないのか?スコップでサクッと切ってみると固い場合でもメロンのようにみずみずしく、もはや普通のジャガイモでは無いようです。これは食べる気しません。すぐに潰れるので、芋が見えなくても、そこだけ濡れていたりします。軍手が濡れるので皮手袋で掘りたいところです。夕方暗くなってから軍手での芋掘りは辛いでしょうね。

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2009年12月10日 (木)

ジャガイモの根元に地割れ

最近、ジャガイモを掘っています。
10月ごろに1回土寄せをしていたのですが、掘ってみると、少し緑色になった芋が出てきます。土寄せを全くしないと地表に芋が出て、緑色になっていることもあるのですが、今回はそうでもありません。
P1060291_1280 考えながら掘っていて気が付きました。ジャガイモの根元に大きな割れ目が出来ています。芋が大きくなったところに、しばらく雨が降らなかったので、地面に割れ目が出来て光が差し込んだようです。そして光が当たった部分が青くなったようです。
青くなったジャガイモは苦くて食べられないのですが、少しだけ青くなったジャガイモはどうでしょう。試しにジャガバタにして食べてみました。やっぱり苦い。
この苦いのは、子供では中毒を起こすこともあるようです。
しかし青い部分を深くえぐると食べられるのではないかと思います。
とりあえず、出荷しないようにして、別の袋に入れて調理したり種芋に使うのが良いかと思いました。
次回の栽培では、たまに見回って、割れ目が出来ていれば土寄せしたいと思います。

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2009年12月 6日 (日)

豆腐の起源

P1060280_1024 豆の収獲のあと虫食いや割れた豆、小さい豆をよりわける作業があります。この作業は人間がやると時間がかかって大変です。しかもクズ豆が大量に出て勿体ない。
もしかしたら豆腐というのはクズ豆を有効利用するために考えたものかと思ってインターネットで調べてみました。
大豆の栽培は4000~5000年前の中国東北部に始まったようです。
豆腐の起源は紀元前2世紀頃の中国。今の安徽省淮南あたりで発明されたようです。
当時の中国は、豆を豆乳にして温めて粥のようにし、いろいろな味付けで食べていたようです。この習慣は今も残っているようですが、この味付けの試行錯誤の中から豆腐が生まれたようです。
ところで、豆腐にはにがりが使われていますが、沖縄など一部の地域では海水を使います。初期の豆腐はにがりでは無く、海水を使ったのではないか?調べましたがよくわかりません。しかし、江蘇省の北、中国・青島(チンタオ)出身の方の記述で故郷では海水を使って豆腐を作っていたとありました。
青島は海沿いの街。江蘇省も海沿いの地域です。私の勝手な想像ですが、豆乳粥を作るのに、塩を入れる→塩を買うのが勿体ない→海水で豆乳を作って煮込む→豆腐が出来た。
というのが豆腐発明のストーリーではないでしょうか。そして塩辛く無い豆腐を作るために、にがりを使うことを考えたのではないでしょうか。
結局、クズ豆を有効利用する方法かどうかはわかりませんでしたが、初期の大豆生産者は豆乳という、豆の良しあしを考えなくてよい食べ方をしていることがわかりました。
日本では煮豆などで食べるのがメジャーですが、4000年前の豆は、もしかしたら今とだいぶ違っていたのでしょうか。
煮るだけでは美味しくない豆が品種改良されたのでしょうか。
それとも品種改良によって粒が揃うようになったのか?
または、昔の豆は小さくて煮豆にすると食べるのが面倒だったのか?
大豆の原種、ツルマメをインターネット調べてみました。
そうすると、大豆とそっくりのさやをもった植物であることがわかりました。しかしさやの大きさが2~3cmと大豆に比べるとかなり小さい。4000~5000年の間に品種改良されて、大きくなったのでしょうか。
だとすれば、紀元前2世紀のころの大豆は小さく、煮豆にすると面倒で食べられない。それで豆乳にして飲んでいたのでしょうか。
あと、ツルマメは名前の通り、蔓を草木に巻きつけて登っていくのですが、大豆は巻きません。これも品種改良で巻きつく習性を無くしたのでしょうか。
謎が勝手に深まっていく大豆の世界でした。
というわけでクズ大豆と豆腐は関係なさそうです。

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2009年12月 1日 (火)

大豆の脱穀機が欲しい!(父)

大豆の収獲シーズンを迎えました。近くの営農組合では大豆コンバインで収獲していました。
今、実家で熱い論争は、大豆の脱穀機を買うかどうか。父は大豆の脱穀機を買って豆を収獲したいようですが、母は断固反対。手で大豆を収獲すると言い張ります。
今年の大豆の栽培面積は3aほど。多少時間はかかりますが手で収獲しても知れているぐらいです。しかも、大豆の脱穀機は過去に購入して失敗した経験があります。機械を購入したものの、豆が割れて調子が悪いので売ってしまったとか。
何故また機械が欲しいのか?やっぱり手で取っていると面倒なようです。
夏の間、色々な野菜を収獲していますが、今のところ実家の半分以上の田んぼが空いています。手が回らない状況です。稲作のように機械化してこなさないといけないとは思うのですがどうなんでしょう。どう考えても機械を購入するだけの収量があるようには見えないのですが...
とりあえず今年は手で収獲して、来年は栽培面積を増やして機械購入してはどうかと提案しました。
田んぼから干した豆の木を持ち帰って豆を取っていました。

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2009年11月28日 (土)

お好み焼きのヘラで白菜を収獲

P1060275_1024 私の父の白菜の収獲風景です。
白菜の収獲には、棒の先にお好み焼きのヘラのような形をした板が付いた道具を使用します。
今年の白菜は良く出来たと本人も満足なようです。父は、現代農業を読んで、いろいろな作物に石灰をかけて病害予防をしていますが、昨年は白菜にかけたので苦い白菜になったと言っていました。キャベツは中から球になるけれども、白菜は外から球になるので、石灰を巻きこんで育ってしまったのが失敗の原因だそうです。
漬物にしたものを食べました。おいしく出来ていました。

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2009年11月14日 (土)

炭酸ガス施用

P1060240_1024 雑誌「現代農業」2009年12月号に、炭酸ガス施用がとりあげられていました。
炭酸ガス施用というのは温室内などで二酸化炭素を放出させ、植物に高濃度で二酸化炭素を吸入させるというものです。通常、外気の二酸化炭素濃度は370ppmだそうですが、これを500ppm~20000ppmに上昇させて栽培しているそうです。こうすると植物は大きく生長し、病気にも強くなるそうです。9000ppmにするとコカブの重さが20倍になったという記述もあります。

炭酸ガス施用をされている農家の方は外気より二酸化炭素の濃度が高い中で作業されているようです。ちなみに、人体への影響については以下のページにありました。

http://satotech.com/item/596.html

これによると700ppmで「注意が必要」。5000ppmで「危険レベル」ということです。どうやら危険な環境で作業をされている方もおられるようです。
問題は地球温暖化。二酸化炭素を放出するということは、当然これが外に漏れると温暖化ガスを放出したことになるのですが、そのあたりはどうなのでしょうか。
雑誌記事によると炭酸ガスを水に混ぜて水耕栽培したり、温度をさげるために換気しながら霧を発生させたりしているようで、確実に温室外に炭酸ガスが放出されるような作業をしておられる方におられるようです。世界をあげて二酸化炭素排出量の削減を考えている世の中、これを見ると怒りを覚える方もおられるのではと思います。
温室内の二酸化炭素濃度が一定以上なら換気させないようなきまりを作った方が良いかもしれません。ただ、炭酸ガス施用を行っていても二酸化炭素濃度を測定する機械も持っていない方もおられるので難しいかもしれません。

一方、温室内を換気しないで栽培すると、二酸化炭素濃度は確実に下がるようです。
有機物を大量に敷いておられる方のハウスでは微生物が常時二酸化炭素を放出します。夜間は二酸化炭素が蓄積され、明け方に1500ppmまで上昇しますが、太陽が昇ると濃度が下がり、150ppmになるとか。植物体の乾燥重量のおよそ半分は炭素でそれをほとんど空気中から得ているので、換気をしないと生長が遅れます。

逆に二酸化炭素濃度を上げると二酸化炭素の吸収が活発になるという研究成果もあるようです。これを二酸化炭素の固定化に利用出来ないかと思います。
例えば
・廃棄される二酸化炭素をボンベにして温室を備えた農家に配って使用してもらう。
・この温室では二酸化炭素濃度が一定以下でないと換気できない仕組みがある。
温室を換気したい理由としては、温度を下げる他に湿度をコントロールするという目的もありますが、これらは導入費用は高くなりますが、ヒートポンプ式の温室暖房装置で実現できます。

どの植物もコカブと同じわけではないでしょうが、杉の木を囲って二酸化炭素濃度を上げたとすると1000/20=50年で1000年杉が出来る。そして二酸化炭素排出をかなり削減出来るかもしれませんね。

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2009年11月 5日 (木)

イチゴの苗、植え替え

P1060211_1024 芋ほりを終えて帰ってみると、母がイチゴの苗の植え替えを行っていました。
見たところ、あまり大きくなっていません。
全部ほりとって、隣のウネに植えているので、
「2列だけ残して、他を植え替えたら?」
と提案しましたが、植え替えた方がよく育つそうです。
もしかしたらホルモン物質が根から出ているのか、それとも特定の線虫などの微生物が繁殖しているのか?
もしかしたら、たまたま植え替えない時に育たなかっただけかもしれません。
農業って不思議です。
P1060210_1024 考えてみれば、苗を植えるときにランナーの向きを考えずに植えているので、少なくとも今回は試せないわけですが、一度自分で試してみたいと思いました。

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